
「皆さん、鮮魚売場の売上が伸び悩んでいませんか?」
「正直に言います。 今、鮮魚対面販売をしっかりやっている店と、やっていない店では、売上に大きな差が出始めています。」
「私は30年間、鮮魚の現場を見てきましたが、 令和の時代になっても、対面を極めている店舗は確実に強いんです。」
「今日は、さかなのさの記事でも触れられている内容をベースに、 実際に売上が劇的に変わった対面売場の作り方を、現場目線で徹底的に解説します。」
「この動画を見終わった後には、 『明日から売場をこう変えよう』と思えるはずです。」
令和の時代に鮮魚対面売場が見直されている

令和の時代ですが最近また鮮魚対面売場が見直されています。
魚の売り方も時代とともに流行り廃りが繰り返すもので、鮮魚対面も時代時代にやる店が増えたり減ったりを繰り返しています。
やはり食品スーパーを運営していく上で鮮魚は重要な位置にあり、特に鮮魚対面は鮮魚の象徴的な意味合いも強いので取り入れていこうというのもわからなくはありません。
ただこの鮮魚対面は運営が非常に難しく、場合によっては大きなマイナスになることもあるのでやる時は慎重にというか専門家のアドバイスを受けてやることをオススメします。
そんな意味で30年間鮮魚対面を作り続けてきたわたくし「うおみしゅん」が、鮮魚対面メリットデメリットについて今回少し解説してみたいと思います。
この動画をご覧いただければ鮮魚対面をやろうかどうか迷っている方も判断できるようになると思いますので最後までご視聴ください。
魚屋は魚を売らないと売上も利益も上がらない

魚屋は魚を売ってなんぼと言うこともありますし、頭のついた魚を売らなければ売上も利益も残らないというのは前の動画で説明させていただきました。
ですから魚が弱くて店全体の足を引っ張っているようなところは改めて魚屋鮮魚部門というものの再構築が迫られているように思います。
いくら利便性を訴えて加工調理した魚を売ったところで所詮298円でしかならないわけです。
我々からすると、なんですき好んでわざわざ単価を下げるようなことをやっているのでしょうと言った感じです。
確かに夕方などはそういった品揃えも大事だと思います。
しかしなんで朝からわざわざ手をかけて安くなるような売り方をしているんだと思うわけです。
無意識に売上を落とす構図なっていることにいつ気付くのでしょうか?と言いたくなるわけです。
大変な思いして売上と利益をわざわざ下げる仕組みを作って大変ですねというしかないですね。
やっぱり魚屋は頭のついた丸魚を売らないと利益も売上も上がらないものだということに早く気づいてほしいです。
そして魚屋を強化するならば鮮魚対面を活用のが一番近道だということをみなさんもすでにお分かりだと思います。
ただ難しいのもわかっているのでみんな二の足を踏んでいるんだと思います。
間違った鮮魚対面売場が多すぎる

実際に鮮魚対面売場を再開しているスーパーも少しづつではありますが増えてきています。
ただ、鮮魚対面販売の意味を理解していないか、正しいやり方がわからないのか少しセオリーからズレた売場ができているのをよく見ます。
ひと気がない対面売場とか平気で作っている店もあります。
余計なお世話ですが、おそらく鮮魚対面売場の経験値が少ないのか、対面売場の基礎がわかってない人達がやっているんだと思います。
せっかく対面売場を設けているのに素人同然の売場しかできない状況は非常にもったいないのです。
そこで、今回「鮮魚」の本質から対面販売の作り方を紹介してみたいと思います。
対面販売が構築できると

もし鮮魚部門で売上構成比12%荒利率28%とれるとしたらすごいと思いませんか?
これが実現できれば店全体の経営もずいぶん楽になるますよね。
わかる人にはわかりますね。
鮮魚の対店構成比は一般的には10%いけばいい方でしょう。8%、9%のところも多いかもしれません。
実際に対面をしっかり構築すればこの数値をとれるわけです。
これに鮮魚の寿司が入れば鮮魚だけで構成比15%はまず超えます。
切身や刺身、寿司ばかり売っていても売上構成比は思うように上がらないものです。
丸魚を売らない限り、鮮魚の売上ボリュームは上がりません。
もちろん、都会や山間部のお店はしょうがないですが、地方の海沿いのスーパーマーケットであれば鮮魚の構成比が少ないというのは致命傷にもなりかねません。
ドラッグストアやホームセンターの生鮮進出状況を考えても鮮魚こそが差別化できるものと考えますので鮮魚の売上構成比をしっかり上げていかなくてはなりません。
鮮魚こそがスーパーマーケットの存在価値、差別化になるからです。
そのためにキーポイントとなるのが「鮮魚対面販売の活用」なのです。
鮮魚対面販売がなぜ必要か? 〜メリット

丸魚を売ることが売上に大きく貢献するという話をしました。
そのために鮮魚対面がするわけですがどんなメリットがあるのでしょう。
次の点が挙げられます。
- 鮮度感がでる ・・・ 店全体のイメージアップ 来店動機
- 活気がでる ・・・ 店自体の活性化 来店動機
- ワクワク感・期待感がある ・・・ 来店範囲が広がる 来店動機
- 1尾から買える ・・・ バラ売りの利便性 単価UP
- お客さんから感謝される ・・・ これが1番のメリット モチベーションUP
- 売上増大 ・・・ 単価が上がる 構成比が上がる
- 競合店との差別化 ・・・ 店の特徴がはっきりする
- Drs、HSと競合しない ・・・ ドラッグS・ホームSが来ても動じない。
- ロスがない ・・・ 対面販売する限りはロス発生しない
このように非常に強力なメリットが鮮魚対面売場にはあります。
簡単に意味を解説していきましょう。
鮮度感がでる
ピカピカな鮮魚が並んでいるというのは魚屋ではとても大事です。
これがいいと魚売場の全ての商品の鮮度感を上げてくれます。
結果、店全体のイメージもアップします。
活気がでる
対面販売の魅力の一つはこの活気がでるという部分。
思うんですが静かな魚屋さん多すぎます。
ひとけのない魚屋さんで魚買いたいですか?
正直、静かなところで魚を買いたくありません。
対面コーナーはそういったカナメになるところをしっかり表現してくれます。
ここが一番重要なような気がします。
なので人がいない対面売場がダメだというのはここでもよくわかりますね。
お客さんから感謝される
鮮度のいい魚を販売すると必ずお客さんから感謝の言葉をいただきます
それってしっかり地域の人たちに貢献しているということです。
地域の人との信頼関係できるということこそが魚屋の売上を上げるということに直結します。
売上増大
対面コーナーの売上破壊力は半端でありません、
単価が高いこともありますが、単価安いものでも売れる量が桁違いです。
まさに攻める鮮魚売場といえます。
しっかり鮮魚部門を構築したいお店は対面販売必須と実感します。
競合店との差別化

対面販売がうまくいっているお店は強いです。
競合店がチラシでどんなに強い玉を出してきても魚だけは対面販売がしっかりできているお店に買いに来てくれます。
実際リッキーの手がけた対面コーナーあるお店の売上は安定しています。
野菜や肉と違って魚は値段でなく鮮度が一番大事だからです。
鮮魚対面販売の難しさ・問題点 〜デメリット

- 人手(MH)がかかる ・・・ コスト増
- 臭いがでる ・・・ ニオイがでると致命傷
- 魚のない時の対応 ・・・ シケ等で魚がないとき苦労する
- スキル(調理・販売)が必要 ・・・ 教える人もいない
- 魚が乾く ・・・ 下氷だけだとカペカペに表面が乾いて鮮度感なくなる
- 売れずに仕越が増える ・・・ 魚が残って処理しきれない
- やる人が大変 ・・・ 毎日作業がつらい
対面のデメリットを克服できなくて諦めるお店が多いです。
しかしながら考え方をかえることで克服できることもあります。
ここはそれぞれ対策方法含めて解説します。
人手(MH)がかかる
ここが一番の悩みどころでしょうね。
鮮魚に力を入れるか入れないかの分水嶺わかれ道といっていいでしょう。
鮮魚に力を入れないなら対面販売もやらない方かいいです。
ただ、地方のスーパーマーケットで鮮魚に力を入れないという選択肢はとりにくいですね。
中途半端にあれもこれもやることはかえってマイナスです。
ここは性根を入れて進むか戻るか判断してください。
https://sakananosa.com/for-fish-professionals/face-to-face-fishsales/cant-accept-makingsashimi
臭いがでる
対面販売だけでなく鮮魚コーナーで魚の嫌な臭いがしてしまったら致命傷です。
特に対面コーナーは日々の清掃が不十分だとニオイが発生してきます。
いずれにせよ日々の清掃次第です。
残おけなども含めてしっかり清掃していくしかないと思います。
洗剤や薬剤で対応する方法もありますが、そもそもの清掃が不十分では意味がありません。
ちなみにリッキーの経験では魚の残が多すぎて臭いが発生したということがありますが、まめに残を処理していったら解決したということがありました。
魚のない時の対応
シケや休市日で魚がないというときは困りますが、海藻類や干物をうまく使うと対面コーナーも活用できます。
正月など本当にないときは対面コーナーを空けておいてもそれはそれでいいと思います。
可能であれば対面台も冷気の効くタイプにしておいた方がいいです。
珍味などの要冷蔵品が並べられます。
リッキーは必ず冷気がきくタイプにしてもらっています。
魚が乾く
よくトロ箱下氷で置いてある対面コーナーを見かけますが、それ自体はいいとしても実はそれだけだとダメなのです。
実は噴霧器が必要なのです。
噴霧器はいろんな言い方ありますが、対面コーナー上の方から霧のようなものを出したりしますがこれを発生させる器械があるのです。
海の魚に水をかけるのはどうかという議論もありますが、対面販売に噴霧器がないとかえって鮮度感を落とすことになりますl
なのでリッキーとしてはこれは必須なものだと思って必ずつけています。
これが難点で対面をやめるところが多いところを見るとどうしてもつけなければいけないものだと思います。
スキル(調理・販売)が必要
対面販売をするには、
- 氷をしく技術
- 素早く陳列する技術
- キレイに陳列する技術
- 売れるように陳列する技術
- 素早く調理をする技術
- 魚をオススメする知識と技術
- 魚の調理料理方法をご案内する技術
- 魚の保存方法をご案内する技術
- 魚を販売する技術
- 調理した魚をパックして値段をつける技術
- 魚を売り切る技術
- 対面台を清掃する技術
とまあ、いろんな技術が必要になります。
ここが難しくて対面コーナーに踏み出せないお店が多いと思います。
ここは技術の塊でもあるので有料でもコンサルタント雇ったほうがいいでしょう。
あいにくリッキーは現在専業のコンサルタントでないのでアドバイスしかできません。
それでよければコメント欄か問合せメールしていただければ相談にはのります。
売れずに処理しきれない。
現実の問題として並べたものを処理しきれないということがあります
これについては、
- 仕入れの問題
- 売価設定の問題
- 売り方の問題
ここもノウハウなのでコンサルタントに頼むかリッキーに相談してください。
やる人が大変
対面販売はある意味演劇のステージみたいなものです。
調理する人はそのステージ上で演じる役者さんのようなものでもあります。
事前準備も含めそれなりの練習をしないと立ち回れません。
人との交流も得意な人はいいですが苦手な人にとってみれば苦痛のタネでしかありません。
いろんな意味で大変です。
それ以上に魚が売れて貢献している感があれば解消されますが、なかなか負担が多いものです。
あまり対面をやりたがらない人が多いのも事実です。
これについては意識づけというか、やはり対面販売しいては魚屋自体の社会的役割・重要性を説いていくしかないでしょう。
あなたのやっていることは皆さんに喜ばれているんですよと。
鮮魚対面販売のタイプ 〜3パターン

ここで対面販売といった場合それぞれのお店企業でやり方が違いますが、まとめると3つのパターンがあるように思えます。
その3つのパターンを紹介してみたいと思います。
- イメージ重視型
- 販売優先型(皿盛り・バラ)
- 販売優先型(トロ箱)
イメージ重視型
これは対面の魚を飾りで置くタイプです。
飾り型ともいえます。
値段もどうせ売れないので高めについてます。
売れたらラッキー的なところでしょう。
デパートや級鮮魚店などがやるやり方です
普通の魚屋でも売れない店はこういった対面コーナーを作ります。
飾りで置くだけなので実際対面魚は売れません。
当日や翌日加工するのですがその前に魚を飾って店のイメージをよくしようというやり方です。
あまり大きな対面台でなくコンパクトにまとまった対面台を使います。
このような対面を作ると高級店以外は苦労します。
お客さんとしてもこういう店で買うのはオススメしません。
リッキーが推奨する対面コーナーもこのような対面コーナーでは決してありません。
販売優先型(皿盛り・バラ)
それに対して、本当に対面で販売しようとするタイプです。
もともとはバラ売りが基本形ですがたくさん売ろうとするときは皿盛りになります。
昭和の時代の魚屋がこのような対面コーナーを作っていました。
今でも地方ではこのような対面台を置く魚屋が残っています。
ただ、新しいお店はこういう対面コーナーをやめています。
人手がかかるからです。結構負担大きいからしょうがないと言えるかもしれません。
確かに皿盛りは売れることは売れますが準備とその後の片付けが大変です。
リッキーもしないことはないですが、イベント時にしかできません。
ただ、このやり方は対面台に氷のしき方とか今できる人がいなくなっているので覚えておいたほうがよいと思います。
それぞれの魚の並べ方も順番があります。
皿の並べ方も実は難しいです。普通にやると滑ってキレイに並ばないものです。
いずれもちょっとしたコツがあります。
これらについては実際の現場でご案内する形をとらせていただきます。
売れ方は半端でないほど売れますので売上欲しいにやるのがいいでしょう。
販売優先型(トロ箱)

で、最近多いのがトロ箱(魚の入った発泡スチロールの箱)ごと対面コーナーに並べるやり方が増えています。
対面販売の形を取りながら、実際に魚を売ろうとする場合の販売方法です。
ポンポンと箱を並べていくだけなので楽にできます。
対面台に氷をしかなくていいのでこの点でも非常に楽だと思います。
実際、これでも売れます。
理想をいうとトロ箱8つほどおければ種類的にも満足できると思います。
片付けも箱を下げていけばいいので氷溶かす手間と時間がなく楽です。
今はこのやり方が一番売上もとれるし現実的な対面コーナーの作り方だと思います。
鮮魚対面販売のこれから

今大手中小のスーパーマーケット、量販店の状況を見ると、
再び対面販売に取り組もうというところが増えきているように思えます。
やはり、地方のスーパーマーケットで鮮魚がしっかりしないと店自体が立ち行かなるということがわかってきたからかもしれません。
今日金沢市内に対面コーナーのあるスーパーができたという店を見に行ってきました。
ただ、そこはトロ箱方式でしたが噴霧器がないため魚が乾いて鮮度感なくなていました。
難しいですね。
まとめ

魚屋は魚を売ってナンボという話を何度もさせていただいています。
ごく一部の都会では違うんでしょうが地方ではまだまだお魚を自分調理されるお客さんがいると思います。
リッキーのイメージでは魚は手をかければかけただけ値段が下がっていくものと思います。
ただの調理済みや三枚おろしでは古い魚でやっていると思われるだけですので。
よほどの商品力がない限り付加価値と言えるほどの商品化は難しいのです。
それなら頭のついたピカピカな魚を優先して売っていったほうが売上も上がるし利益もとれると思っています。
何よりもお客さんに求められているのは新鮮な魚だと思います。
その意味で対面販売は必須だと思います。
それであるならしっかり対面コーナーを充実させることが鮮魚強化の一番近道になるのではないでしょうか。
<終わり>
https://sakananosa.com/for-fish-professionals/face-to-face-fishsales/taimen2108
YouTube用台本
皆さん、こんにちは!うおみしゅんです。 突然ですが……「お店の鮮魚売場、最近売上が伸び悩んでるな」って感じていませんか?
正直に言います。 今、「鮮魚の対面販売」をしっかりやっている店と、やっていない店では、売上にものすごい差が出始めています!
私は30年間、鮮魚の現場をずっと見てきましたが、令和の時代になった今でも、「対面売場を極めている店舗」は確実に強いんです。
そこで今日は、ブログ「さかなのさ」の記事をベースに、実際に売上が劇的に変わった「対面売場の作り方」を、現場目線で徹底的に解説します!
この動画を最後まで見終わった後には、「よし、明日から売場をこう変えよう!」と、すぐに動き出したくなるはずです。ぜひ最後までご覧ください!
1. なぜ今、令和の時代に「対面売場」なのか?(1:00〜)
【画面】 テロップ:①令和に鮮魚対面が見見直される理由
【ナレーション(うおみしゅん)】 さて、最初のテーマは「なぜ今、対面売場なのか?」です。
魚の売り方にも、時代によって流行り廃りがあります。対面販売を取り入れる店が増えたり減ったり、これまでも繰り返されてきました。 やっぱり、スーパーを運営していく上で「鮮魚」は超重要ですし、その中でも「対面売場」は鮮魚コーナーの象徴ですから、「うちもやろう!」となる気持ちはよく分かります。
ただ……この鮮魚対面、実は運営がめちゃくちゃ難しいんです。 やり方を間違えると、大赤字を出して店全体の足を引っ張る、大きなマイナス要因になってしまいます。だからこそ、やる時は専門家のアドバイスを受けて慎重に進めてほしいんです。
そんな意味で、30年間対面売場を作り続けてきた私「うおみしゅん」が、そのメリット・デメリットを分かりやすく解説します。これを見れば、対面売場をやるべきかどうかが、ハッキリ判断できるようになりますよ!
2. 魚屋の本質:丸魚を売らないと利益は出ない(2:30〜)
【画面】 テロップ:②魚屋は「丸魚」を売ってなんぼ! (NG例として、298円の切り身パックのイメージなど)
【ナレーション(うおみしゅん)】 ここで、一番大事な「魚屋の本質」についてお話しします。 前の動画でも言いましたが、魚屋は「頭のついた魚(丸魚)」を売らなければ、売上も利益も残りません!
もし、今あなたの店の鮮魚部門が弱くて、お店全体の足を引っ張っているなら……それは「鮮魚部門の戦い方」が間違っている可能性があります。
よくあるのが、利便性を考えて、わざわざ手間暇かけて加工調理した魚を売るケース。でも、それって所詮「パック1個298円」にしかならないんですよね。 プロの私から言わせてもらうと、「なんで、すき好んでわざわざ単価を下げるようなことをやっているんだろう?」と思ってしまいます。
もちろん、夕方の忙しい時間帯には、そういう手軽なパックの品揃えも大事です。 でも、なんで朝のイチバンから、わざわざ手をかけて安くなるような売り方をしてしまうのか。これでは、無意識のうちに自分で売上を落とす仕組みを作ってしまっているようなものです。
大変な思いをして、わざわざ売上と利益を下げるなんて、もったいなすぎますよね。 お店を強くする一番の近道は、丸魚を売ること。そして、そのためには「鮮魚対面」を活用するのが間違いなく最強なんです。
3. 間違った対面売場が多すぎる!(4:00〜)
【画面】 テロップ:③やってはいけない!NGな対面売場
【ナレーション(うおみしゅん)】 最近、対面売場を再開するスーパーが少しずつ増えてきました。 でも……売場を回っていると、「それ、絶対にやっちゃダメ!」という、本末転倒な対面売場が本当に多いんです。
例えば、「ひと気がなくて、シーンとしている対面売場」。平気でそのままにしている店があります。
これ、なぜこういう売場になってしまうのかというと、お店側が「コスト削減」や「人手不足の解消」を優先してしまっているからなんですよね。「対面の形だけ作って、あとはセルフで買ってもらおう」「人件費を削るために、対面コーナーに人を配置しないでおこう」という計算です。
でも、余計なお世話かもしれませんが……せっかく対面売場を設けているのに、人件費削減を理由に『誰もいない静かな売場』にしてしまうのは、めちゃくちゃもったいないのです!
対面販売の最大の武器は「活気」と「コミュニケーション」です。そこを削ってしまったら、ただの使い勝手の悪い陳列スペースになってしまいます。効率を求めてコストを削った結果、一番大事な売上を作るチャンスまで一緒に捨ててしまっているんです。
じゃあ、逆に正しい対面売場を構築できたらどうなるのか? もし、あなたの店の鮮魚部門が「売上構成比12%、荒利率28%」を取れたら、すごいと思いませんか?これが実現できれば、店全体の経営はめちゃくちゃ楽になります。
一般的なスーパーだと、鮮魚の構成比は8〜9%、いっても10%くらいです。でも、対面をしっかり構築すれば、12%という数字が本当に叩き出せます。ここに「鮮魚寿司」が絡めば、構成比15%超えも狙えます!
特に地方の海沿いのスーパーで「魚が弱い」というのは致命傷です。ドラッグストアやホームセンターが生鮮食品に進出してきている今、コスト削減ばかりに目を向けていては競合に負けてしまいます。他店と圧倒的な差別化ができるのは「鮮魚の対面」だけ。だからこそ、正しい方法で活用していく必要があるんです。
4. 鮮魚対面のメリット・デメリット(5:30〜)
【画面】 フリップや画面テロップでメリット・デメリットをリスト表示。
【メリット】
【ナレーション(うおみしゅん)】 では、対面販売の具体的なメリットを見ていきましょう。ポイントは大きく分けて次の通りです。
- 圧倒的な鮮度感:ピカピカの丸魚が並ぶことで、売場全体の商品の鮮度感がアップし、お店のイメージ自体が良くなります。
- お店の活気:静かな魚屋さんって、買い物していて楽しくないですよね。対面コーナーから活気が生まれることで、お店全体が元気になります。
- お客様からの感謝:これが一番のメリットです!「この前の魚、美味しかったよ!」と直接言われる信頼関係こそが、リピーターを生み、売上に直結します。
- 競合店との差別化:競合店がチラシでどれだけ安い商品をアピールしてきても、「魚だけはあの店で買う」という強いファンが味方になってくれます。
【デメリットと対策】
【ナレーション(うおみしゅん)】 一方で、デメリットもあります。多くの店がここを克服できずに諦めてしまうんですが、「考え方」を変えればクリアできます!
- デメリット①:人手(コスト)がかかる これは鮮魚に力を入れるなら避けて通れません。中途半端にやるくらいなら、いっそ対面はやらない方がマシです。「魚で勝負するんだ!」という覚悟を決めて取り組んでください。
- デメリット②:臭い(ニオイ)が出る 魚の嫌な臭いがしたら売場としては致命傷です。これは日々の清掃、特にお魚の「残(アラ)」をこまめに処理することで完全に解決できます。
- デメリット③:魚が乾く よくトロ箱に氷を敷いて置いてあるだけのお店がありますが、それだけだと魚の表面がカペカペに乾いて鮮度感が死んでしまいます。対策として、上から霧を出す「噴霧器(ふむき)」の設置は必須です。
- デメリット④:スキル(技術)が必要 並べ方、オススメする知識、調理の技術など、覚えることはたくさんあります。社内に教えられる人がいなければ、ここはプロのコンサルタントを頼るのが一番早いです。(※現在、私は専業コンサルタントではありませんが、アドバイスや相談には乗れます。気になる方はコメント欄や問い合わせメールからご連絡くださいね!)
5. 对面売場「3つのパターン」どれを選ぶ?(8:30〜)
【画面】 3つのアプローチを比較する図解。 1.イメージ重視型 / 2.販売優先型(皿盛り) / 3.販売優先型(トロ箱)
【ナレーション(うおみしゅん)】 一口に対面販売と言っても、実は3つのパターンがあります。あなたのお店がどれを目指すべきか、確認してください。
- パターン①:イメージ重視型(飾り型) 高級デパートなどがやる方法です。魚を「飾り」として置くため、価格は高め。売れたらラッキーというスタンスです。一般のスーパーがこれを真似すると、ただ魚を古くするだけなので、絶対にオススメしません。
- パターン②:販売優先型(皿盛り・バラ) 昭和の魚屋さんのスタイルです。圧倒的に売れますが、準備と片付けにものすごい人手と時間がかかります。今の時代、イベント時以外で毎日やるのは現場の負担が大きすぎます。
- パターン③:販売優先型(トロ箱スタイル)★イチオシ! 今、私が一番オススメしているのがこれです!魚が入ってきた発泡スチロール(トロ箱)のまま、ポンポンと対面台に並べる方法です。 対面台に氷を敷き詰める必要がないので準備が楽ですし、片付けも箱を下げるだけ。目安として、トロ箱が8つほど並ぶスペースがあれば、種類も豊富で見栄えがします。現代のスーパーにおいて、最も現実的で売上が取れる最強のスタイルです。
私が手がけた対面コーナーのあるお店は、どこも売上が非常に安定しています。 先日も金沢市内に新しくできた「トロ箱方式」の対面売場を見に行ってきたのですが、残念ながらそこは「噴霧器」がなくて魚が乾いてしまっていました。非常に惜しい!正しい設備とやり方を組み合わせることが成功の鍵です。
6. まとめ(10:30〜)
【画面】 まとめのテロップ。うおみしゅんの熱い語り。
【ナレーション(うおみしゅん)】 それでは本日のまとめです。
魚屋は、魚を売ってナンボ。 「加工調理すれば付加価値がつく」と思われがちですが、よほどの商品力がない限り、手をかければかけるほど、実はドンドン単価が下がっていってしまいます。
地方のスーパーには、まだまだ「新鮮な丸魚を自分で調理して食べたい」というお客様がたくさんいます。お客様が求めているのは、何よりも「新鮮でピカピカな魚」です。
それなら、頭のついた新鮮な魚を最優先で売っていく。そのための「対面売場」を充実させることが、鮮魚部門、ひいてはお店全体を大復活させる一番の近道です。
「うちの店でも試してみたい」「具体的な並べ方や仕入れのコツが知りたい」という方は、ぜひコメント欄や、概要欄のお問い合わせメールからお気軽にご相談ください!
今日の動画が参考になった方は、チャンネル登録と高評価をよろしくお願いします。 それでは、また次の動画でお会いしましょう。うおみしゅんでした!
