【鮮魚の逆襲】スーパーが生き残る唯一の道

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〜お荷物部門を最強の武器に変える「令和の生存戦略」〜

 スーパーの経営において、鮮魚部門は『お荷物』だと言われてきました。手間はかかる、ロスは出る、職人は足りない。もしあなたが経営者なら、『いっそのこと鮮魚を縮小して、日持ちする加工食品や日配品に力を入れた方が楽だ』……そう思うかもしれません。

「断言します。令和の時代、鮮魚を捨てた店に未来はありません。逆に、非効率な鮮魚に命をかけた店だけが、大手チェーンやネット通販をなぎ倒し、地域一番店になれるんです。今日は、私が提唱する『令和の鮮魚戦略』、そして爆発的に売るための秘策『ソマス(SOMAS)』の正体について、15分で徹底解説します。」


目次

1. 鮮魚部門が「お荷物」である本当の理由

 「まず敵を知りましょう。なぜ魚売り場はこんなに大変なのか? 理由は『三重苦』にあります。」

  • ① 人件費の壁: 「お肉や野菜はパック詰めされたものが届くことも多い。でも、魚は『丸一匹』から『刺身』にするまで、高度な技術と時間が必要です。つまり、売場の裏側は『製造工場』なんです。」
  • ② 鮮度の呪縛: 「消費期限はわずか1日。数時間で価値が半減する。この恐怖が、担当者の心を折り、『品揃えを減らしてロスを防ごう』という守りの姿勢を作ります。」
  • ③ 職人の不在: 「技術を教えられる人がいない。だから育たない。この悪循環です。」

「でも、考えてみてください。みんなが『大変だ』と言って逃げ出すからこそ、そこを極めた店には、他が絶対に真似できない『参入障壁』が生まれるんです。」


2. 戦略:鮮魚は「稼ぐ場所」ではない

 ここでマインドセットを180度変えましょう。鮮魚部門単体で大きな利益を得ようとするのを、今すぐやめてください。利益のない部門はあってはいけない論もありますが目先の利益でなく対極を見て判断してほしいということです。結果的にはお釣りがくるほど大きな利益をもたらすものです。実際、私はそういう店を数多く経験してきました。

  • 集客の装置としての鮮魚: 「『あの店の魚は新鮮だ』という口コミは、チラシ10万枚よりも客を呼びます。遠くからわざわざ車で来る客。彼らは魚だけを買って帰りますか? いいえ、お肉も、野菜も、お酒も買っていきます。」
  • 数値の裏側: 「目指すべきは売上構成比13%〜15%。粗利は28%も取らなくていい。25%でもいいんです。その代わり、売場の圧倒的なボリュームと鮮度で客を呼ぶ。店全体で利益を出す『トータルメリット』の考え方こそが、令和の戦い方です。」

3. 仕入れの極意:プロは「高い時」に何を買うか

 「強い売場は、市場での『仕入れ』から始まります。安い時に安いものを買うのは誰でもできる。プロの差が出るのは、相場が高い時です。」

  • 信頼のルート: 「仲卸さんとケンカして安く叩くのが仕事ではありません。『お前の店なら、この最高の魚を託せる』と思われる関係を築くこと。相場が高くても、良いものを並べ続ける。この一貫性が、客の『信頼』に変わります。」
  • 現場の眼力: 「今の鮮魚バイヤーはパソコンの前での作業が多すぎです。100店舗もある広域のスーパーならしょうがないですが20店舗ほど小規模のスーパーなら、自分の足で市場へ行き、その日の『主役』を自分の目で決める。仕入れの良し悪しが、その日の売場の『勢い』を決めるものです。」それは令和の時代も変わりません。

4. 伝説の販売メソッド「ソマス(SOMAS)」

 「さあ、いよいよ核心です。良い魚を仕入れた。でも、並べるだけでは売れない。そこで登場するのが、私が提唱する販売術『ソマス(SOMAS)』です。」

今から解説します。

  • S specialty(名物作り): 「どこにでもあるマグロ、サーモン。それだけじゃダメです。その店にしかない『エッジの効いた品揃え』名物になる商品を1つ作り評判を呼びましょう。」
  • O offer(オファー): 「鮮魚売場などでもお客さんに知識を語るだけじゃなく、お客さんの『今日のご飯どうしよう』の悩みを解決するところまで提案するのです。もちろん、家での下処理のやり方や、美味しい食べ方の提案もします。」
  • M manner(マナー): 「鮮度管理は当然。清掃、挨拶。当たり前のレベルが他店とは違う言われるところまで持っていく。」
  • A amazing(感動): 「『こんな美味しい魚、初めて食べた!』という体験をしてもらう。これこそがリピーターを作る唯一の方法です。」
  • S sell out(売り切る): 「最後は数字。どうやってお客さんのカゴに一品追加してもらうか。プロとしての執着心を持つことです。」

5. まとめ:20年先も愛される店へ

 「効率化、DX、無人化……世の中はどんどん便利になります。でも、だからこそ、人は『プロが選んだ本物』や『活気のある対面販売』を求めます。 鮮魚部門を強くすることは、単に魚を売ることではありません。その店、売場に『命』を吹き込む作業です。 魚が変われば、売場が変わる。売場が変われば、店が変わります。」

(映像:スタッフが笑顔で客と話し、賑わう売場の様子) 

 「さあ、明日から市場へ行きましょう。あなたの店が、地域で一番愛される店になるために。 今日の話が役に立ったという方は、チャンネル登録と高評価をお願いします。また、具体的な売場のコンサルティングや相談については、概要欄のリンクからお気軽にご連絡ください。 それでは、また次の動画でお会いしましょう!」

以上

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